第3、4学年 「稚児舞」見学

平安時代から約960年続く地域自慢の伝統行事のひとつである、国指定・重要無形民俗文化財「稚児舞」が行われました。3、4年生が見学に行きました。9曲あるうちの「林歌」「小名曽利」「賀古の舞」「天の舞」「胡蝶の舞」を見学しました。4年生の男子4人は、稚児として選ばれ、大稚児、小稚児として、9曲の舞を踊りました。

4人の稚児は1ヶ月近く稽古に励み、本番では稽古の成果を十分に発揮していました。すてきな化粧と衣装を身にまとい、それぞれの舞を堂々と踊る姿は、とても魅力的でした。

見学した子供たちは、友達のがんばりを真剣な表情で見つめていました。地域の伝統文化を肌で感じる、貴重な時間となりました。今回の経験は、伝統を次の世代へとつないでいく大切なきっかけとなりました。3年生の中には、来年、稚児として舞う子がいるかもしれません。その日を楽しみにしています。

行き帰りは学校ボランティアの地域の方に付き添っていただき、安全に気を付けて歩くことができました。ご協力ありがとうございました。