昨年度、総合的な学習の時間に「環境教育」に取り組んだ新5年生。
下村地域で昔はたくさん群生していた「ミズアオイ」は、今は水路が沼地でなくなったことでほとんど目にする機会がなくなりました。
4年生の総合的な学習の時間に、地域の講師の方の御指導の下、下村地域にミズアオイの群生を願って、一年間かけて学校内で育ててきました。青いきれいな「ミズアオイ」の花がたくさん咲き、種がたくさんとれ、「また下村地域に咲きほこればいいな」と地域のパークゴルフ場の水路に11月に種まきをしてきました。今日はその後どうなったかを確認しつつ、ミズアオイの種を蒔いたことを地域に方々にも知ってもらえるよう、自作の看板を立てに行きました。
講師の先生や地域の方のお力を借りて、手作りの看板が川沿いに設置されました。
パークゴルフを楽しんでいる方々が「何の看板?」と関心をもっていただき、子供たちの思いが通じていくことが楽しみです。
また、今日はオイカワという名前の魚を放流しました。
下村地区の自然豊かなよさがなくならないよう、自分たちにもできることに地域の方といっしょに取り組んでいる下村っ子です。
5年生となった子供たちは、このあと、環境学習を進める4年生にも自分たちの取組を継承してもらえるよう、今日の活動の引継ぎを考えていく予定です。